「保育士になりたい!」と目指す方は多く、保育士になりたくて資格を取ったのに離職者が多い保育士。
- 夢を叶えていざ保育士として働いたけれど、なぜか思っていた理想のイメージと違う。
- もっと子どもと楽しく遊べる職業だと思っていたのに、実際は子どもとかかわる以外の仕事が多すぎてギャップがありすぎる。
- 保育士になんてなるんじゃなかった。
こんな悩みはありませんか?
このブログは保育士歴15年以上の保育士の酸いも甘いも経験したベテラン保育士が書いた記事です。
この記事を読むと保育士になるもんじゃない理由が分かり、保育士になってよかったと感じる方法が分かります!
あなたの保育士としての未来が変わること間違いなしです!
ぜひ最後までお読みください。
この記事で解決する悩み
- 現在の保育士の現状とは【離職率】
- 保育士にならなきゃよかった現場の声と経験談
- 保育士になるもんじゃない理由5選
- 保育士を二度とやりたくないと感じてしまう理由
- 保育士になってよかったと感じるための方法
保育士になるもんじゃない理由5選
保育士になってよかったと感じるための3つの方法
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現在の保育士の現状とは【離職率】

潜在保育士がたくさんいる世の中。
R2年度の統計では正社員の保育士の離職率10.7%にものぼり、毎年約8万人もの保育士が退職しています。
経験年数が低い層の保育士が多く、8年未満の保育士が約半分になっています。

同じ職場で長く続けられる保育士がいかに少ないかが分かりますね。
保育所で勤務する保育士の採用者と離職者(常勤のみ)
勤務者 | 採用者数 | 採用率 | 退職者数 | 離職率 | |
全体 | 407,287人 | 60,830人 | 14.9% | 37,716人 | 9.3% |
うち公営 | 118,481人 | 10,087人 | 8.5% | 6,941人 | 5.9% |
うち私営 | 288,806人 | 50,743人 | 17.6% | 30,775人 | 10.7% |
公立の保育園より私立の保育園の方が離職率が高いことが分かりますね。

現場の保育士からアンケートをとってみました。
保育士の仕事を辞めようと考えたことはありますか?
— なこ❣️(保育士歴16年)【なこの保育士ブログ】運営中🙌 (@nakonako_naru) April 13, 2023
生涯保育士でいたい!と思えるには、いかに素敵な職場と出会えるかですね。
アンケートに答えて頂けると嬉しいです❣️#保育士#保育士現役#新人保育士
現場の保育士のほとんどが、保育士を辞めたいと考えたことがあるようですね。
保育士のツライ現場が少しでも楽になると、もっと離職者数や潜在保育士が減っていくはずです。
なかには生涯保育士でいたいという保育士もいます!
生涯保育士でいたい人ほど、素敵な職場に出会っているのでしょう。
保育士をずっと続けられる人が増えてくれると、日本の未来も明るいですね。
保育士にならなきゃよかった現場の声と実際の体験談


保育士にならなきゃよかった。

実際の現場の生の声を参考に取り上げてみました。
保育士二度とやりたくない実際の声
ツイッターでの保育士の現場の声です。
何故、保育士なんかになってしまったんだろう…子どもが好きとかいう安易な理由だけでなるもんじゃないな…😊😇
— 保育士辞めたい2年目 (@dGU7I3v4J4L8NC6) November 22, 2021
保育士なんてなるもんじゃない。
— nene (@miel_lapin3) April 17, 2022
将来の夢に悩んでいたあの頃。
なんとなく保育士を選んだあの時。
あそこで選択を間違えなかったらなぁ、と今でも思う。
仲良しの親戚、本当に子どもが大好きな保育士だったんだけど、ストレス過多で太れなくなるくらい体に影響出ちゃって辞めてた 今でも後遺症で太れない
— ろっこ (@MsRocco20) April 9, 2023
「保育士なんてなるもんじゃないよ」って😥
持ち帰っての仕事の多さ、親への対応、1人で見なきゃいけない子どもの数………そりゃ無理だわ
現場の保育士は辛い思いで働いている人が多いですね。
実際保育士にならなきゃよかったと考えている人は多数います。
その中でもやはり仕事量が多かったり、保育士の配置基準が満たされていなかったりとさまざまな理由があります。
ベテラン保育士の経験談
保育士として15年以上働いてきた筆者も保育士の仕事が辛い、ならなきゃよかったと感じたことがあります。
子どもとかかわっていく素敵な仕事のイメージですが、実際それだけではない事実があるからです。
書類仕事や保育の準備など仕事量の多さが辛いこともありますし、保育士同士の人間関係の大変さも身に染みて感じてきました。
しかし一ついえることは、働く園によって全然違う!ということです。
私も3園以上働いてきた経験がありますが、働きやすい園は保育士みんながイキイキしています。
そして園長、主任が誰よりも現場の保育士の気持ちをくみ取ってくれています。
現場の保育士が働きやすい環境をつねに考え、配慮し、仕事量が多い場合は改善していくなど努力をしてくれています。
世の中の保育園はそのようなホワイトな園が少ない傾向にあります。
昔からの風習がなかなか変えられない保育園が多いので、保育士にとって働きにくいブラック園で働いていると、保育士にならなきゃよかったと感じるのです。
働きやすい環境の園を自分で選んでいくことが一番大切です。
転職エージェントについてはこちらの記事をお読みください。

保育士になるもんじゃない理由5選


保育士になんてなるもんじゃない!

保育士になるもんじゃない理由はたくさんありますが、その中で厳選した5つを紹介します。
人間関係の辛さ
保育士といえば人間関係の悩みは尽きないものです。
先輩保育士が厳しかったり、主任にしかられたり、毎日仕事に行くのも辛いくらい悩んでいる人もいますよね。
乳児クラスは複数担任制なので、同じクラスの保育士と上手く連携がとれなかったり、人間的に合わない人と保育をすることはとても辛いものです。
保育観が合わない保育士と一緒に保育をすることは、仕事を円滑にすすめることができないでしょう。
給料が低い
保育士は仕事量も多く、体力仕事で激務なのに一般的に比べて給料が低いのが現状です。
毎日頑張って働いているのに、それ相応の給料がもらえないことはモチベーションも下がりますよね。
地域によって給料の差がありますし、保育士は経験を重ねて主任、副主任になっていくとしてもほとんど給料が変わらないのが事実です。
保育士の処遇改善もされてきてはいますが、まだまだ一般的には低いのが事実です。
保育士の給料についてはこちらの記事もお読みください。
→保育士って処遇改善がついても給料が安すぎる??実際の保育士の月給、年収大公開!!
体力仕事
保育士は体力がいる仕事です。
乳児クラスは赤ちゃんを抱っこすることで、腰痛になったり。
幼児クラスは子どもと一緒に走り回って遊ぶ。
年齢がいくほどに体力が落ち、保育士の仕事が辛いと感じるようになります。
また女性が多い職場なので、重い荷物を持つ必要もあります。体力がない方には辛い仕事と感じるでしょう。
事務作業に残業にやること多すぎ
保育士は子どもの成長を促すためにさまざまな計画を立てる必要があります。
保育士の事務仕事
- 経過記録
- 日誌
- 週案・月案
- 年間計画
- 園だより
事務仕事だけでなく保育をしていくなかで、製作準備や行事計画などを立てる必要もあります。
行事前は勤務時間だけで仕事が終わらず残業や持ち帰り仕事をすることも。
仕事量が多すぎて保育士から離れていくことも事実です。
精神的に辛すぎていっぱいいっぱい
保育士をつづけるなかでいろいろな大変なことがあり、精神的に病んでしまう人もいます。
人間関係の辛さや仕事量の多さなどいろいろなことが重なることで、仕事に行くのも辛い、毎日起きられないなど身体が不調になることもあります。
精神的に辛すぎる人は無理は絶対に禁物!
大切なのは自分の心と身体です。
働く場所を選ぶのは自分。無理して働く必要はないですよ。
保育士の大変なことを知りたい方はこちらの記事もお読みください。
→保育士の大変なことランキングを10位まで解説!【エピソードあり】やりがいも必ずある!
保育士を二度とやりたくないと感じてしまう理由


保育士なんて二度とやりたくない!
潜在保育士が増え続ける理由はどうして?

あなたの働く園が働きにくい園だからです!
職場環境
職場の環境に満足していますか?
待遇面は悪くないですか?
職場環境が悪いと毎日満足して保育ができないですよね。
子ども第一の保育環境でなかったり、自分の保育観とズレすぎている保育方法だったり。
自分と合わない保育園で働いていることで、自分のなかでフラストレーションが溜まっていきます。
働き方・ワークライフバランス
プライベートとの両立ができない保育園に勤めていると疲れてしまいます。
園で仕事が終わらずに家での持ち帰り仕事があり、プライベートな時間もとれなかったりすると、身体もしっかりと休めることができずに疲弊してしまいますよね。
また子どもがいる主婦などの保育士は、育児に家事に忙しいなかで自分の働き方に合っていないとワークライフバランスをとれないことになります。
自分に合った働き方を選んで働かないと、保育士はしんどいと感じてしまいます。
ブラック園に勤めている
働く園がブラック園だとしたら、保育士として働くことにしんどい思いをするでしょう。
ブラック園とは
- 家族経営の園
- 園長が職員のことを考えていない
- 保育士の入れ替わりが激しい
- 給料の内訳がきっちりと明記されていない
- 有給休暇がとりにくい
- シフトの時間が守られていない
- 保育方針が子ども第一ではない
- 持ち帰り仕事が多い
- 業務内容の無駄が多い
以上の項目が多く当てはまる園はブラック園の確率大です。
ブラック園で働くことは、あなたにとって良い保育士としては歩めません。
ブラック園と気づいたら離れる方が得策でしょう。
ブラック園について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
→保育園、ブラック園とホワイト園を徹底比較!!ブラック園に転職しないための良い園を選ぶ秘訣!
保育士になってよかったと感じるための3つの方法


保育士になってよかったと感じたい!

資格をとって目指した保育士。素敵な働き方をしたいですよね。
幸せな保育士の働き方を目指すための方法をお伝えします。
保育士のいいところはたくさんある
保育士の嫌なこと、大変なことに目が行きがちですが、保育士として働いたことがある方は良いところもたくさん知っているはずですよね。
子どもたちの笑顔、成長
保護者からの感謝の言葉
保育をしていくなかで感謝されたり、やりがいがあったりと良いところもたくさんあります。
1年過ごした時の達成感は、何事にも変えられない喜びがあります。
大変なことより、良い面が上回るような働き方をしていきたいですね。
ホワイト園で働こう
上記にも書いたように自分がどこでどのような園で働くかは一番大切なことです。
保育士になったとしても、働く園がブラック園であると働きにくく辛いからです。
自分がどのような園と出会うか、働きやすい園を選ぶかは自分次第です。
雇用がたくさんある保育士。
自分自身にとってよりよい園を見つけていきましょう。
働く園によって保育士の幸せ度が変わりますよ。
転職エージェントを活用しよう
今働いている園が辛い、ブラック園だと感じる方は転職を検討しましょう。
転職にはリスクはありますが、転職活動にリスクはありません。
転職エージェントはあなたの近くの園の情報をたくさん持っており、働きやすいホワイト園を見つけてくれますよ。
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資格を活かして別業種で働く手もあり
保育士として保育園で働くのがどうしても合わない方は、資格を活かして別業種で働くことも考えてみましょう。
資格を活かせる仕事
- ベビーシッター
- 派遣やパート保育士として働く
- 経験を活かしてフリーランス
- 保育系WEBライター
さまざまな働き方があります。
今までの経験を活かして働くことも可能ですよ。
保育士は専門性とスキルがあるので、活かせる仕事はたくさんあります。
保育士の経験を活かせる異業種について知りたい方はこちらの記事もお読みください。
→保育士、異業種に転職。オススメな職種と異業種に転職するメリットデメリットを解説!
保育士になるもんじゃない5つの理由と保育士になってよかったと感じるための方法!のまとめ

保育士になるもんじゃない理由5選
保育士になってよかったと感じるための3つの方法
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保育士になるもんじゃないと感じているあなた。
第3者目線であなたの職場の働き方が自分に合っているかを見極めてみましょう。
毎日辛い思いをしている方、そんなに頑張らなくても大丈夫!
あなたにとってもっと働きやすい、保育士の仕事って素敵だと思える職場はたくさんあります。
どこでどんな園で働くかを選ぶのはあなたですよ。
あなた自身で決めていいのです。
一歩を踏み出してみてくださいね。
転職エージェントについてはこちらの記事をお読みください。

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