
面接などで理想の保育士像は?と聞かれて困ってしまった経験はありませんか?
入職や転職の面接で必ず聞かれる項目が、理想の保育士像です。
理想の保育士像=園の方針とマッチしているかが分かるので、園側としては必ず聞いておきたい項目になります。
しかしいざ考えてみると、理想の保育士像のイメージはあるものの、上手く言葉にして伝えるのは難しいですよね。
- 理想の保育士像のイメージが湧かない
- 理想の保育士像のイメージはあるけど上手く言葉で伝えられない
- 例文があったら自分の保育士像とあてはめてみたい
こんな悩みはありませんか?
このブログは保育士歴15年のベテラン保育士が面接を何度も経験し、はっきりとした理想の保育士像がある筆者が書いた記事です。
この記事を読むと、もう面接に困ることはありません。あなたの理想の保育士像がはっきりと言葉で伝えられるようになります。
ぜひ最後までお読みください。
この記事で解決する悩み
- 私の目指す理想の保育士像とは?
- 理想の保育士像を話す転職活動のポイント
- 理想の保育士像回答(例文あり)
- 理想の保育士像NG回答
- 園はどんな保育士を求めているか
以上の悩みを解決する記事を用意しました。
理想の保育士像を話す転職活動のポイント
理想の保育士像回答例(タップすると回答例にとびます)
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私の目指す理想の保育士像とは?


理想の保育士像ってどういう風に伝えたらいいの?

理想の保育士像はイメージはあるけれど、なかなか言葉で上手く伝えるのは難しいですよね。
自分の中のイメージを膨らませて考え、伝えていくことが大切です。
将来どんな保育士になりたいか
あなたはどんな保育士になりたいかイメージはありますか?
(例)
- 子どもに寄り添う保育士になりたい
- 子どもの主体性を大事にした保育士になりたい
- 子どもたちと毎日笑顔で過ごしたい
さまざまな理想がありますよね。
理想の保育士像をしっかりと伝えていくためには、イメージを膨らませることが大切です。
それが難しい場合はあなたの理想の保育士を見つけましょう。
実習先や現場の保育士を見て、こんな保育士になりたいと感じることで、理想の保育士像のイメージがより湧きやすくなります。
その中であなたの理想の保育士像と結び付けていきましょう。
保育士を目指している方はこちらの記事もお読みください。
→保育士になりたい。保育士を目指すための方法を徹底解説!!と保育士試験合格後の経験談
理想の保育士像の現場保育士の声とベテラン保育士の経験談

現場で働いている保育士は理想の保育士像についてどう思っているのでしょうか?
Twitterで調べてみました。
私が思う力のない保育士は、すぐ怒る、大きな声を出す、慌てる、余裕がない。
— ぴよ (@pipiyoyodesu) December 28, 2020
だからまず形だけでもそうならないよう気をつける。
滅多な事で叱らない、笑顔でいてよく笑う、足音を立てずにゆっくり歩く、慌てない…
理想の保育士像を頭の片隅に常に置いておく。
私の「理想の保育士像」と実際の今の自分とではかなりの差がある。
— ぽん🐿喋るただのリス🐿 (@pon_candk) November 24, 2019
だから私は毎日職場では「理想の保育士」を演じる。
演じることで無理矢理、理想のレベルまで自分を引き上げる。
「綺麗事」も実際に行えば「事実」になる。
自分の能力の低さを嘆いている間に子どもの貴重な時間は過ぎていく。
理想の保育士像のイメージはあるけれど、実際現場では理想だけでは上手くいかないものですね。
しかし理想の保育士のイメージがあることで、常に意識して保育をすることはできます。

私は保育士歴15年ですが、転職経験があるので何度も保育園の面接を受けた経験があります。
「あなたはどんな保育士になりたいですか?」
「どういう保育士を目指していますか?」
「理想の保育士像について話してください」
と必ず聞かれてきました。
自分の中でこんな保育士になりたい。こういう保育がしたい!と考えることはとても必要なことです。
保育をしていくなかで、現場ではなかなか理想通りの保育ができないこともあります。
こんな言葉かけをしたらよかったな
厳しく注意しすぎたかな
などと感じることはいくらでもあります。
しかしその中で、自分自身に理想の保育士像があることで、常に前を向くことや一度立ち止まって考えるきっかけを与えてくれますよ。
面接がいい機会だと感じるようにし、あなたの理想の保育士像を見つけだしていきましょう!
しっかりと言葉にして伝えることで、あなた自身に理想の保育士像がしみついていきますよ。
理想の保育士像を話す転職活動のポイント


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理想の保育士像をしっかりと伝えられるポイント
- 結論重視
- 入職後のイメージや実際の体験談をいれよう
- 求められることを想像して話す
順に解説していきますね。
結論重視
面接で理想の保育士像をしっかりと伝えるためには、結論重視で話すことがより相手に伝わります。
- 重要な点に焦点を当てることができる
- 自分の強みや短所をより把握してもらうことができる
- 能力経験を分かりやすくまとめられ、印象をより強めることができる
- 自己分析を行うこと自己PRを準備することができ、自分自身をアピールすることができる
また結論重視で話すことで自分の思いを面接官に早く伝えることができ、時間短縮にもなります。
時間短縮になることで質問の項目が多くなり、あなたのことをより深く知ってもらえる機会になるでしょう。
入職後のイメージや実際の体験談を話す
今までの経験してきた活動や自分自身の考え方について、具体的な例をあげて話すことがポイントです。
例えば今まで自分が頑張って取り組んできたことや、大変だったことに対してどうやって対処したかなども効果的です。
また入職後の園で働く場合、どういう保育をしたいかなどのイメージを具体的に話すことも大切です。
自分自身の強みや特徴をアピールし、
コミュニケーション能力が高いので、すぐに子どもたちや保護者との信頼関係を築くことができます。
など、より分かりやすく伝えるようにしましょう。
園に求められることを想像して話す
面接を受ける園によって求める人材も違ってきます。
採用担当者は
- 園の雰囲気に合うか
- 人間性を見て協調性があるか、リーダーシップをとれるか
- 人事が欠けている部分に当てはまる人材か
さまざまな視点でみています。
保育観が合って、園の職員と仲良く働いてくれる人材がほしいです。
あなたが積極的に取り組む姿勢や、主体的に行動することができることをアピールしましょう!
あなたの人間性やスキルを認めてもらえ、園の雰囲気と合致することで就職活動が成功すること間違いなしですよ。
理想の保育士像回答(例文あり)


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例文があると自分の理想の保育士像もイメージが湧きやすいですよね。
実際に例文を紹介します。
理想の保育士像例文1
私の理想の保育士像とは、子どもの気持ちに寄り添える保育士です。
子どもの気持ちに共感することで、信頼関係ができていきます。信頼関係を築いていくことで、子どもは保育園の園生活において安心して過ごせるようになります。
園の中では保育士がお母さん的な存在になることがとても大切なことだと感じています。
また保護者の育児の悩みや、子どもの相談などにのっていきたいと考えています。保護者とも信頼関係を築くことで、子どもにとってもよりよい環境が提供できるからです。
また子どもの個々に応じてその子に合った保育方法を模索し、一人ひとりに合った保育方法を考えかかわっていきたいと思っております。
子どものよりよい成長を促せるような保育士として働きたいです。
理想の保育士像例文2
私が理想とする保育士像は、子どもたちにとって安心で居心地の良い環境を作り出し、個々の成長を促すことができる保育士です。
私は子どもたちとのコミュニケーションを大切にし、親身になって話を聴き、子どもたちの気持ちに寄り添うことができると考えています。
また遊びを通じた学びを大切にし、子どもたちが自分で考え、自分で行動する力を育てることができる保育士だと思います。
私は子どもたちが自分自身を表現し、自分自身を受け入れることができるように、個々に合わせたサポートをしていく ことができます。
さらに安全で清潔な環境を保つことも、保育士の大切な役割だと考えています。
私は常に子どもたちの健康と安全を最優先に考え、保育環境の維持・改善に取り組んでいきたいと思っています。

以上の例文を参考にして、あなたの理想の保育士像を考えてみてくださいね。
理想の保育士像NG回答


面接でのNGワードってあるの?

理想の保育士像を話すことにおいて、言わない方がいいこともあります。
- 社会人として当たり前のこと
- 自分のイメージと違うこと
順に話していきますね。
社会人として当たり前のこと
理想の保育士像の中には社会人として当たり前のことは入れない方がいいでしょう。
なぜかというと、社会人としてのルール=できて当たり前だからです。
- 時間に遅れないような保育士になりたいです
- マナーを守っていきます
- 与えられた仕事は最後までやりきります
社会人としてのルールではなく、保育士としてどういう保育がしたいかを具体的に伝えていくことがおすすめです。
自分のイメージと違うこと
面接で自分のイメージとかけ離れたことを言うことは、避けた方がいいです。
面接は自分自身をアピールする場なので、できるだけ自分の強みやアピールポイントを伝えることが大切です。
自分自身のイメージとかけ離れたことを話すことは、マイナスの印象を与える可能性があるため不利になる可能性があります。
自分の長所を強みに変えて伝えていくようにしましょう。
園はどんな保育士を求めているか


保育園はどのような人材がほしいか知っていますか?
これを知っているだけであなたが面接でアピールできるポイントを押さえることができます。
- 協調性
- 経歴やスキル
- 継続して働いてくれるか
ぜひ参考にしてみてください。
協調性
保育士はコミュニケーション力が必須な職業です。
園によって保育方針はそれぞれですが、保育士同士がバラバラの方向性だと子どもにとってよりよい保育はできないです。
園の保育士みんなが同じ方向を向いて、助け合って保育をしていくことが子どもにとってよりよい環境になります。
その中で一人、二人と協調性に欠ける保育士がはいってきたらどうでしょうか?
園としてはデメリットでしかないですよね。
協調性のある保育士は歓迎されます。
経歴やスキル
保育士経験があることや、ピアノが得意など保育スキルがある方は重宝されます。
経験年数が多いリーダー保育士が退職した場合の補充だと、経験年数がある保育士が採用されやすいです。
また保育補助が不足している場合は、経験年数がない新卒保育士でも採用されやすい傾向にあります。
いずれにしても自分の強みをどんどんアピールしていくことがポイントです。
継続して働いてくれるか
保育園側が一番求めていることです。
園としては長く働いてくれる保育士は育てていくことができますし、経験を重ねることで園として重要な役割も任せられることになりメリット大です。
この園で長く続けるつもりであることを、存分にアピールしていきましょう!
私の目指す理想の保育士像とは?例文ありで【ベテラン保育士】が解説!のまとめ
理想の保育士像を話す転職活動のポイント
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理想の保育士像は人によっていろいろですが、自分がどんな保育士になりたいかを深堀して考えていくことで、あなたの理想の保育士像が見つかっていきます。
例文を参考にしながら考えて、面接で自己アピールしていきましょう。
事前に対策することで、あなたのよりよい就職先が見つかること間違いなしです。
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