- 毎日仕事量が多すぎて担任が辛く、自信がなくなってきた。
- 子どもはいうことを聞いてくれないし、クラスがまとまらない。
- 複数担任の人間関係の悩みが尽きない。
保育園で担任をすると複数担任の悩みだったり、クラスがまとまらず仕事が辛いと悩んでいませんか?
保育士としての経験が浅いと子どもがまとまらなかったり、初めは自分の力だけで担任を受け持つことはとても難しいです。
担任を受け持つのが辛い方は主任や園長に相談するのが効果的です。
相談しても解決しなかったり、保育士が続けられない方は転職するのも一つの方法です。
このブログは保育士経験15年以上の何年も担任をした経験があるベテラン保育士が書いた記事です。
この記事を読むと担任がしんどい、つらい状況を解決する方法が分かり、担任の経験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
保育士の担任はしんどい?疲れる理由
保育士の担任がしんどい理由はいろいろあります。
- 有休を全然とらしてくれない
- 担任の仕事量が多い
- 複数担任がしんどい
- クラスをまとめるのが大変
- 年長の担任はとくにしんどい
詳しく解説します。
有休を全然とらしてくれない
保育士の担任は休みが取りづらく、ワークライフバランスがとれないです。
自分が休むと他の保育士にクラスを任せる必要があるからです。
責任感で休みをとれない環境であるのは、保育士にとって身体的にも精神的にも辛い状況ですよね。
有給休暇はあるのに休みがとれないのは、保育士にとってしんどいです。
担任の仕事量が多い
保育士の担任は担任を持たないフリー保育士より仕事量が多いです。
フリー保育士とは
担任を受け持たない保育士で、主に保育士がすくないクラスに補助として入ります。
日によって入るクラスが違うので、臨機応変に対応する必要があります。
担任はクラス運営をするので、さまざまな仕事があるからです。
保育の仕事はもちろん、書類仕事もありパンクしてしまう保育士は多いですよね。
担任を持つことで自身の負担が多く、ワークライフバランスがとれないことが理由になります。
複数担任がしんどい
保育士は受け持つクラスによってしんどさが変わります。
乳児クラスは複数担任制が多く、とくに人間関係での悩みでしんどくなります。
担任同士の保育観が合わないと人間関係の悩みにつながり、合わない人と毎日保育をするのは辛いですよね。
乳児クラスは誰と一緒に保育をするかで、一年安定して過ごせるかが変わり複数担任がしんどいと感じられるのです。
複数担任について詳しく知りたい方はこちらの記事もお読みください。
→保育園、複数担任と一人担任どちらも上手くいく秘訣!メリットデメリットも合わせて解説!
クラスをまとめるのが大変
幼児クラスの担任になると、クラスをまとめるのが大変になってきます。
保育士の配置基準で一人でみる子どもの数が多くなるからです。
保育士でも向き不向きがあり、幼児クラスは子どもをまとめる必要があるので苦手な人もいますよね。
クラスをまとめる必要がある幼児クラスが向いていない人はとくにしんどいです。
年長の担任はとくにしんどい
年長の担任は保育士が一人で受け持つことが多く、とくにしんどいでしょう。
担任が一人だとクラスの仕事量が多く、全部の仕事を一人でこなさないといけないことも。
年長クラスは他のクラスに比べてとくに仕事量が多いです。
年長クラスの仕事
- 日々の保育準備
- 製作物立案、作成
- 月案、日誌、連絡帳
- 行事立案
- 小学校に向けての準備
- 小学校との連絡協議
- 小学校への書類作成
他のクラスよりもすることも多く、行事は一番クオリティが高くなります。
一年中気が休まるときはほとんどないため、とくに年長の担任は受け持ちたくない保育士は多いです。
保育士の担任はしんどいならやめてもいい
保育士の担任がしんどいなら無理せずにやめてもいいのです。
- クラスをまとめるのに疲れている
- 園長に相談しても仕事が変わらない
- 保護者からの声が多くて悩む
詳しく解説します。
クラスをまとめるのに疲れている
子どもがいうことを聞いてくれず、クラスをまとめるのに疲れている方は担任をやめてもいいのです。
子どもをまとめるのには経験やスキルが必要で、向いていない人もいます。
自分に合わないポジションで、しんどい思いをしながら働く必要はありません。
自分の強みや力が発揮できる場所で働きましょう。
園長に相談しても仕事が変わらない
辛い状況を園長に相談しても変わらなければ、その職場にいる必要はありません。
現場の保育士が辛い思いをしているのに、上司が動いてくれないと何も変わらず我慢するだけになります。
保育士の意見を聞いてすぐに動いてくれる園長なら、あなたの状況を察して動いてくれますよ。
園長に相談しても辛い状況が続くならその職場に未来はありません。
思いきってやめるのもひとつです。
保護者からの声が多くて悩む
保護者付き合いが難しく悩む人は、やめてもいいのです。
保育士の担任をしていると、クレームもあり付き合い方が難しく精神的に辛くなる場合もありますよね。
経験を重ねると保護者対応にも慣れてきますが、向いている人と向いていない人がいます。
いろいろな人に合わせていく必要があるので、合わない人は担任をはずれることも視野にいれましょう。
保育士の担任は持たない方がいい?私の実体験
保育士の担任で辛い状況の保育士はたくさんいます。
Xで現役保育士の声を集めてみました。
疲れた、色々疲れた。
— ほしえも(保育士、幼稚園教諭) (@aishihomoegi) February 17, 2023
保育士なのに、臨機応変に対応することができない、常にキャパオーバー。
休憩室では愚痴が飛び交い、自分もあんなふうに言われているんだろなーと聞いてるのもしんどい。
頭で考えてしまい、動けない。
保育で迷ったことを相談できる人もおらず。
複数担任しんどいな。
子ども園に転職し、半月…
— れんこん (@xMyP8hJW5ijQr3p) April 15, 2022
転職し、わかったことをリポートします💦
①トイレ休憩もないくらい忙しい
②コロナ消毒隊を入れて欲しい
③5歳児の担任は午睡がない為、保育準備が皆無だ
④やっぱり保育士はしんどい
⑤正規保育士はサービス残業当たり前
⑥最後にこども可愛い😍#保育士大変
→やっぱり担任するとしんどいな
— サク (@6Nexg) May 18, 2019
ずっと補助でいいやって思う
これじゃ保育士増えないよね
担任して疲れ切った人が派遣に来るのはわかる気がする
責任は重いし、自分の時間も削らないと仕事回らないし、お給与もあがらない
子供可愛いけどなー
疲れ切るだなー心身共に…#保育士
保育士の担任は仕事量が多くてキャパオーバーになる人が多いですね。
担任がしんどい人は無理をして続ける必要はありません。
私の実体験を紹介します。
- 複数担任をもって大変だった
- クラスがまとまったときは嬉しかった
- 子どもの成長がみれてやりがいを感じた
複数担任をもって大変だった
複数担任は保育士同士が連携して保育をする必要があり、大変です。
とくに乳児クラスは人間関係の悩みが尽きません。
同じ保育室に合わない人がいると、毎日一緒に過ごすことになり辛い状況になります。
複数担任は保育士同士の気遣いが必要なので、意見が合わなかったり組む人によってはしんどい思いをしました。
クラスがまとまったときは嬉しかった
クラスをまとめるコツは保育士と子どもの信頼関係を築くことです。
担任を受け持つ年齢があがるとクラス運営が大変になり、保育士としての質やスキルも必要になってくるからです。
子どもは信頼関係があれば、保育士の話しを真剣に聞いてくれて保育に期待をもつようになりますよ。
担任の保育士とクラスの子の絆があることが一番大切です。
その喜びは担任ならではの味わえる感情です。
子どもの成長がみれてやりがいを感じた
保育士の担任をもつと、子どもの成長をそばで感じることができます。
毎日一緒に過ごしていると、子どもの成長を重ねていく姿に感動します。
昨日できなかったことができるようになったり、クラスがまとまっていく姿は保育士冥利につきますよ。
保育士の仕事で一番やりがいを感じられるところです。
担任を受け持つメリット
担任がしんどいあなたに担任を受けもつメリット紹介します!
- 子どもとの信頼関係が築ける
- 子どもの成長を間近に感じられる
- 1年担任をし終わったときに達成感を感じられる
担任はしんどいだけではありません。
担任だからこそ経験できる良いこともたくさんあります。
子どもと信頼関係が築ける
担任の良いところは子どもと信頼関係が築けるところです。
毎日長い時間一緒にいる保育士は、子どもにとっては保育園でのお母さん的存在ですよね。
誰かに求められることはとても嬉しいことであり、保育士ならではの喜びを感じられます。
子どもの成長を間近に感じられる
保育士の仕事は子どもの成長を近くで感じることができます。
毎日一緒に長い時間を過ごす子どもの成長は、本当に嬉しいものです。
一人一人の個性をみながら保育をしていくことで、子どもの少しの変化にも気づくことができますよ。
子どもの成長を近くで感じることで、担任でしか味わえない嬉しい気持ちになります。
1年担任をし終わったときに達成感を感じられる
保育士の担任は一年間を過ごしたときに感じられる達成感は、保育士ならではの喜びです。
毎日の保育は大変ですが、大変だからこそやり切った達成感を感じられますよ。
特に年長クラスの担任のときの達成感は、他の学年で味わえない感情になります。
1年の成長を感じ、保護者にも感謝される喜びは保育士のメリットのひとつです。
どうしても担任がきつい時の解決方法
保育士担任がしんどくて担任を続けられない人は以下の方法もあります。
- 主任や園長に相談して担任を外してもらう
- フリー保育士やパート保育士になる
- 思いきって保育園を変える
詳しく解説します。
主任や園長に相談して担任を外してもらう
保育士の担任がしんどくて困った時は悩まずに主任や園長に相談し、担任を外してもらいましょう。
担任が辛くてしんどい人が、同じ状況で働き続けるには無理があります。
現場の保育士が働きやすい環境をつくることは、上司の仕事です。
主任や園長に相談したりいろいろとやってみても状況が変わらない方は、転職するのも一つの方法です。
パートやフリー保育士に変えてもらう
担任がしんどくて辛いなら、フリー保育士を希望するのもおすすめです。
一度担任からはずれてみると、違う価値観がうまれたりもう一度担任をしたくなる可能性があるからです。
フリー保育士の他にパート保育士になって補助的な役割の仕事を検討するのもいいでしょう。
自分の働き方を変えることで、子どもと違う向き合い方になり保育士を楽しく続けられます。
思いきって保育園を変える
どうしても担任がきつい方は、思いきって保育園を変えるのも方法のひとつです。
- 上司に相談しても解決しない
- 働き方を変えようにも今の保育園じゃ無理
こんな悩みがある方は、今の園でしんどい状況は解決できません。
いろいろ試してみても状況が変わらない場合は転職も方法のひとつです。
働いている園はあなたに向いていないので転職エージェントに登録し、情報収集することをおすすめします。
保育士は働く園によってしんどさがすごく変わり、同じ担任でも保育士の負担が少なくなるように努力している保育園もありますよ。
転職エージェントは登録するだけで、転職したいときにすぐに活用できます。
\ 少しでも転職したい方は/
保育士に向いているなら担任を続けるのもあり
保育士に向いている方は担任を続けるのもありです。
保育士に向いているということは、子どもの成長する姿に喜びを感じられるということですよね。
今は担任がしんどいかもしれませんが、経験とともに担任をするコツがわかりクラスを上手くまとめられるようになるからです。
保育士の仕事が好きなら、頑張って続けてみましょう。
いつか今の頑張りが報われるときがきますよ。
→保育士に向いている人の特徴9つのポイント!経験を通して保育士に向いている人になるコツ。
保育士がしんどいなら転職もおすすめ
担任に疲れたら保育士を辞めて転職することもおすすめです。
疲れて自分自身を壊してまで無理をして、保育士を続ける必要はありません。
自分が無理をして働いていても、子ども達にとっていい影響を与えることはできませんよね。
私自身も生活環境が変わり、担任がしんどくなったときにパート保育士に転職しました。
パートなら担任をもたないし、家庭とのワークライフバランスもとれましたよ。
自分はどうしたいのかじっくりと考えて、保育士を続けるのか辞めるのか選択しましょう。
転職エージェントは登録するだけで、転職したいときにすぐに活用できます。
\ 少しでも転職したい方は/
よくある質問
保育士の担任がつらい状況の解決方法まとめ
どうしても担任がきつい時の解決方法はこちら
- 主任や園長に相談して担任を外してもらう
- パートやフリー保育士に変えてもらう
- 思いきって保育園を変える
保育士の担任がしんどい方は、今の状況を変えることが大切です。
私も転職したことで、パート保育士でワークライフバランスがとれるようになりました。
子育て中でも働きやすい保育園で保育士担任をしていますよ。
働く園や環境によっては楽しく担任ができます。
勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。
ぜひ参考にしてください。
転職エージェントは登録無料であなたの悩みに寄り添い、希望の園を見つけてくれます。
\ 1分で簡単登録 /
コメント