- 保育士はやめとけといわれる理由が知りたい
- 保育士は過酷な仕事と聞くけれど、実際はどうなの?
- 保育士になりたいけれど、いろいろと考えてしまう
保育士の仕事がしたいけれど、大変そうだし働けるか不安になってしまいますよね。
やりがいはあっても給料が低いなら、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
保育士はやめとけといわれる職業ですが、保育士は働く園によって働きやすさがすごく変わります。
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保育士は自分に合った職場を見つけて働くことで、やりがいをもちながら働くことができるのです。
働きやすい職場を探すことが一番の方法です。
このブログは保育士歴15年以上の経験があるベテラン保育士が書いた記事です。
この記事を読むと保育士はやめとけといわれる理由が分かり、さまざまな保育園を経験した体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
保育士やめとけといわれる理由5選
![保育士やめとけといわれる理由5選](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/d4e6e544e108e940e3c39c67ee921f26-1024x538.jpg)
保育士はさまざまな理由で大変な仕事だといわれています。
- 人間関係の悩みが絶えない
- 仕事量が多く責任が重い
- 給料が低い
- 人手不足で労働環境が悪い
- 保護者からのクレーム
詳しく解説します。
人間関係の悩みが絶えない
保育士は女性が多い職場なので、人間関係の悩みが絶えないです。
いろいろな考え方の人がいるので、意見が合わないこともあるなかチームで保育をしていく必要があるからです。
先輩が厳しかったり園長主任と合わないと毎日が辛く、働くのがしんどいですよね。
職場の人間関係が悪い保育園は実際にあるので、保育士やめとけといわれる理由のひとつです。
仕事量が多く責任が重い
保育士は仕事量が多く、子どもの命を預かっている立場なので責任もあります。
子どもと遊ぶだけが仕事ではなく、書類仕事や行事の準備、日々の保育などさまざまな仕事があります。
持ち帰り仕事があったり、残業があったり仕事量が多いなかで、子どもの命を預かっている責任感ものしかかってきますよね。
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働く園によっても違いはありますが、保育士=激務だといわれています。
給料が低い
![給料が低い](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/99ba1baa2a05a93a080ea0cfecca1d0d-1024x538.jpg)
仕事量は多く激務なのに保育士は給料が低い傾向があります。
地域によっても差がありますが、一般企業に比べると低く昇給もしづらい傾向です。
国や市の処遇改善も見直されていて手当は増えていますが、仕事と割があわないと感じている保育士はたくさんいるでしょう。
給料が上がらないと仕事のモチベーションも上がらないですよね。
人手不足で労働環境が悪い
特にブラック保育園は保育士の入れ替わりが激しく、人手不足に悩まされています。
人手不足だと子どもを保育する環境は悪くなり、保育士一人ひとりの負担は激増します。
- 休みたいときに休めない
- 仕事を振り分けられない
- 残業をしたり、持ち帰り仕事が多くなる
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労働環境が悪い保育園なら間違いなく保育士やめとけの理由になります。
保護者からのクレーム
保育士は子どもとだけ接するのではなく、保護者とも信頼関係を築いていく必要があります。
保護者からクレームがきて嫌な思いをすることもあるでしょう。
園に対して直接文句をいってきたり、理不尽な要求をしてくる保護者もいるのが現状です。
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とくに新人の間は対処方法が難しく、辛い思いをする保育士もいます。
保育士をあきらめる前に考えること
![保育士をあきらめる前に考えること](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/0e8b581e7f6aa856da89c628b7e9081e-1024x538.png)
保育士はやめとけといわれていますが、政府が給与の改善をしたりと待遇は見直されてきています。
- 政府の処遇改善
- AIに代替されない職業
- 再就職に困らない
- やりがいのある仕事
詳しく解説します。
政府の処遇改善
保育士の低賃金は政府の政策により改善されてきて、収入のアップにつながっています。
処遇改善は2種類
- 中堅保育士に対して5000円から40000円の処遇改善Ⅱ
- 令和4年から保育士1人につき9000円(収入の3%引き上げ)
国からだけでなく、市町村からの処遇改善がある自治体もあります。
今後今より改善されていくのなら、保育士の給料もどんどん上がっていくかもしれませんね。
AIに代替されない職業
保育士は人でしかできない仕事なので、AIに代替されることは絶対にない職業です。
感情的な支えや安心感は人間の保育士にしかできないものであり、AIは感情的なつながりを持つことができません。
今後AIが活用される世の中になっていくでしょうが、保育士という仕事は絶対になくならないです。
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保育士の仕事には人間の温かさ、洞察力、感情的なつながりが必要で、これらの要素はAIでは代替不可能ですね。
再就職に困らない
![再就職に困らない](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/9a162da5b4b13c0b744df74f215162bb-1024x538.jpg)
少子化の時代ですが、今でも保育士の需要はたくさんあります。
共働きの家庭が増え保育園はどんどん増えていくなかで、保育士不足は続いています。
資格を持っていると、園を退職してもいつでも再就職できることは保育士にとって心強いですよね。
再就職に困らないことは他の職業ではありえないことですよ。
やりがいのある仕事
保育士は子どもの成長を身近に感じられ、とてもやりがいのある職業です。
毎日子どもと接するなかで日々の成長が本当に嬉しく感じられます。
また1年間クラス運営をやりきったときの達成感は、保育士ならではの喜びを感じられますよ。
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人の成長にかかわれる素敵な仕事です。
保育士なるもんじゃないという現場の声と私の実体験
![保育士なるもんじゃないという現場の声と私の実体験](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/8a4d90b83f69e6ecf94e6c930ce60ed8-1024x538.png)
Xから現場保育士の声を取り上げてみました。
Xから現場保育士業界のリアルな声
全国の保育士を目指す若人に告ぐんだけど、保育士はやめとけ
— 豚野郎 (@sousaku_oponzu) March 7, 2022
心が磨り減るだけだから
現職より
悪いことは言わないから、とりあえず保育士になるのだけはやめとけ。
— あいと@メンタル安定中 (@aito210610) November 16, 2021
保育士は人手不足だし、なりたい時にいつでもどこでもなれるから、わざわざ新卒カードを使って入ったらもったいない!!
どうしてもやりたかったら、一回社会人経験してからでも遅くない。
多分耐えられないと思うけど。
書類が終わらない。
— みさ (@dm_hey8251) July 14, 2020
悪いこと言わんから保育士はやめとけ
子どもおる保育士さんはいつ家で書類してんのすごいわ
保育士やめとけと感じている保育士はたくさんいますね。
「保育士になるのやめとけ」って声が残念ながら現役からも出てるけど私はそうは思わず、子ども好きは応援したい。
— ジャム@超理系の学童ブロガー (@jamgakudo) December 18, 2022
やってみて合わず転向なら良いが、初めからやりたい一番を捨てて興味ない道に進むこともない。
やめとけ!という人は多分ブラック園に勤めてるので、さっさとその園を辞めりゃいい。
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ブラック保育園だと保育士の仕事自体が嫌になってしまうことが多いので、良い職場選びが必要ですね。
ブラック保育園はやめてよかった
私もブラック保育園に勤めていた経験があり、辞めてよかったと感じています。
ブラック保育園は保育の環境も悪く、何より保育士自身が楽しんで保育ができないからです。
仕事を楽しめず人間関係で悩んだり、仕事に負われるなど自分自身が辛い思いをしながら働いていても、子どもを第一に考えられないですよね。
ブラック保育園なら保育士はやめとけと感じて当たり前です。
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働きやすい環境選びが本当に大切です。
保育士に向いていないならやめとけ
働きやすい職場にいても保育士に向いていないのなら、やめたほうがいいです。
私はいろいろな保育士の方と働いてきましたが、保育士として働いていても向いていない人はいます。
- 保育の仕事が好きではない
- 子どもがかわいいと思えない
- お金のためだけに働いている
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上記の考えの方は保育士には向いていないです。
保育士は決して楽ではない職業ですよ。
異業種を探す方があなたのためになるでしょう。
ブラック保育園の特徴
![ブラック保育園の特徴](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/0c26b5546456b7c489a28182bd56828c-1024x538.png)
ブラック保育園の特徴はいくつかあります。
- 家族経営の園
- 園長が職員のことを考えていない
- 保育士の入れ替わりが激しい(常に求人が出ている)
- 給料がきちんと明記されていない
- シフト制なのに時間が守られていない
- 保育方針が自分の保育観と合わない
- 持ち帰り仕事が多い
- 業務の無駄が多い
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ブラック園にでも様々な特徴がありますが、上記の項目3つ以上当てはまるとブラック園確定です。
家族経営の園
園長、副園長など家族で経営している保育園はブラック保育園であることが多いです。
家族経営は現場経験がない人が上司になることが多いからです。
現場経験がないということは、保育士の気持ちを理解してくれません。
家族経営は現場の意見を取り入れない保育園もあるので、ブラック保育園の特徴のひとつです。
園長が職員のことを考えていない
園長先生がワンマンで保育士の事を全く考えていない園はブラック園です。
働きやすい職場づくりは経営者として当たり前のことだからです。
現場の保育士が働きやすい環境をつくることや、保育環境を整えることは園長として当然のことですよね。
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現場の状況を考えずに経営だけしている園長がいる園は気をつけましょう。
保育士の入れ替わりが激しい(常に求人が出ている)
![保育士の入れ替わりが激しい](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/5953485f6c564a541801b61bc2ca6914-1024x538.jpg)
保育士の入れ替わりが激しい園は働きにくい職場です。
求人が常に出ている園は保育士の数がいつも足りていないので、劣悪な保育環境が考えられます。
保育士が年度途中で辞めたり、年度始まりでも十分な保育士が確保されていないこともありますよ。
保育士の数が足りていない園はブラック園の可能性が高いです。
給料がきちんと明記されていない
求人票で手当の項目などあいまいに明記されているところには注意が必要です。
残業手当や処遇改善などの手当てがきちんと付与されていないかもしれません。
とくに残業手当が固定になっているところは要注意です。
求人票をみて手当をしっかりと確認したり、他の園と見比べてみることが大切です。
シフト制なのに時間が守られていない
保育士はシフト制の勤務体制が多いですが、勤務時間が守られていないところはブラック園です。
毎日勤務超過状態が続いていて、残業手当も出ない保育園は確実ですよね。
保育士の数が足りていなくて変えられなかったり、先輩の圧で退勤できない園もあります。
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勤務時間が守られていない園は確実にブラック園だと思いましょう。
保育方針が自分の保育観と合わない
![保育方針が自分の保育観と合わない](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/5457a869cd61f7569e1c9e0216ec8236-1024x538.jpg)
園の保育方針や保育観が合わない園はやめたほうが無難です。
自分の保育園と合わない園で働くほど辛いことはないからです。
子どもに厳しすぎる保育士がいたり、子どもの主体性を大事にしていない保育園などいろいろありますよね。
職場を探すときに自分がしたい保育ができるかを見極めることが一番のポイントです。
持ち帰り仕事が多い
業務内に仕事が終わらずいつも仕事を持ち帰っている園はブラックです。
ホワイトな園なら保育士の業務負担を考えている園が多いからです。
保育時間に終わらない場合は残業手当をつけてくれるところもあり、ブラック園は過度な業務負担になっている場合がありますよ。
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保育士の仕事が多すぎる園には要注意です。
業務の無駄が多い
古くからある園に多いですが、昔からある仕事を業務改善しない園は無駄が多いのが現状です。
保育士の負担を軽くすることもせず、自ら自分たちの首を絞めることになっています。
歴史が古い園は新しい情報を仕入れることを嫌がる傾向にあり、業務の簡素化を全く行っていない園もありますよ。
業務改善を行わない園はブラック園です。
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保育園を探すときは以上の項目を参考にして、ブラック園を避けるようにしましょう。
保育士になりたい人へのアドバイス
![保育士になりたい人へのアドバイス](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/09/672ddb4c355836506cb7063faa517584-1024x538.png)
保育士やめとけといわれていても、保育士になりたいあなたへアドバイスです。
- ホワイト園で働きましょう
- 保育士に向いている人になりましょう
詳しく解説します。
ホワイト園で働きましょう
保育士として長く続けるためには、職場選びが本当に大切です。
働きやすい職場環境と誰と働くかで、あなたの保育士人生が変わるからです。
ブラックな保育園で働いてしまうと、保育士の仕事自体が嫌になってしまうこともありますよ。
保育士として楽しく働きたい方は、働きやすい職場を探していきましょう。
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保育士は求人も多く、職場を選べる環境ですよ。
いい環境で働くかはあなた次第です。
職場選びは転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントは登録するだけで、転職したいときにすぐに活用できます。
\ 少しでも転職したい方は/
保育士に向いている人になろう
保育士として楽しく働くには、向いている人になるのもコツのひとつです。
経験とともに培っていく部分もありますが、保育士に向いている人は特徴があります。
保育士に向いている人の特徴
- 子どもが大好き
- 体力がある
- コミュニケーション力がある
- 感受性が豊か
- 見通しが立てられる
- 観察力が優れている
- 文章を書くのが苦でない
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初めから全てを兼ね備えるのは難しいですが、少しでも近づくことで保育士として自信をもって働けます。
保育士に向いている人について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
→保育士に向いている人の特徴9つのポイント!経験を通して保育士に向いている人になるコツ。
よくある質問まとめ
![よくある質問](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2022/11/54fd3409e152d952235107a75b0e430d-1024x538.png)
業界のリアルな厳しさを解説まとめ
保育士やめとけといわれる理由は以下のとおりです。
- 人間関係の悩みが絶えない
- 仕事量が多く責任が重い
- 給料が低い
- 人手不足で労働環境が悪い
- 保護者からのクレーム
保育士やめとけといわれますが、実際は働いてみないと分かりません。
保育士が向いていない人もいるし、職場に恵まれなかっただけな人もいます。
周りの意見を聞くだけでやめるのではなく、自分で経験をしてから決めましょう!
![](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2022/09/61A1E13B-6537-4B89-B651-1AE497E9AB82-150x150.png)
いい職場選びをすることが一番大切です。
ぜひ参考にしてください。
仕事探しは転職エージェント。
転職エージェントは登録無料であなたの悩みに寄り添い、希望の園を見つけてくれます。
エージェントは地域の保育園の内部の事情を把握していたり、働きやすいかなどたくさんの園の情報を持っています。
今より働きやすい園を見つけてくれ、プロのアドバイスをもらえますよ。
登録は簡単にでき、求人サイトにのっていない求人も多数取り揃えています。
登録しておくだけで、転職したいときにすぐに活用できますよ!
転職エージェントなら保育エイド
\ 人間関係の良い職場を厳選して紹介/
![](https://www.narukoko.com/wp-content/uploads/2023/10/a678a9a8b934c9256abaa96df9de6f45-300x158.jpg)
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