
保育士には色々な働き方があるって知っていますか?
パート保育士はどんな働き方?園によって違うの?疑問ですよね。
このブログは保育士歴15年のパート保育士、正規職員といろいろな働き方をしたことがある筆者が書いた記事です。
ぜひ最後までお読みくださいね。
この記事で解決する悩み
- パート保育士ってどんな働き方?
- パート保育士の仕事内容は?
- パート保育士の給料や社会保障ってどんな感じ?
- パート保育士のメリットデメリットって?
以上の悩みを解決できる記事を用意しました。
- パート保育士ならワークライフバランスがとりやすい
- 保育士としての負担は少ない
- 子持ち保育士ならパート保育士がおすすめ
実際にパート保育士として働いた経験談

筆者も子どもが小さいときに、パート保育士として働いた経験があります。
9時から13時の4時間勤務。短い時間でしたが、午前中の保育から給食までの忙しい時間に保育補助として働いていました。
パート保育士は、時間の融通が利いて、シフト制だったので休みたいときに休めるのが一番のメリットでした。
また、子どもの幼稚園の間に働ける時間帯だったので、ワークライフバランスがしっかりととれる良さもありました。
日によって補助に入るクラスはバラバラでしたが、色々な保育士の保育を見ることができて、私自身も勉強になりましたよ。
何よりも、パート保育士は職場に合わなかったらすぐに辞められるので、気持ちは楽な感じで働いていました。
園によってパート保育士でも働き方はさまざまですが、自分で働き方を選べるということが大きなメリットです。
パート保育士の仕事内容

パート保育士の仕事内容ってどんなの?
求人には保育補助ってよく書いているよね。
パート保育士は基本、クラス担任を持たないのでいろいろなクラスに保育補助として入ることが多いです。(中には長い時間のパート保育士は担任をもつ場合もあります)
*保育補助とは、クラス担任の仕事のサポートをすることです。
担任の保育士の仕事の補助や、クラス内での掃除や雑用を任されることもあります。
また、園によっては、担任が欠勤の場合の穴をパート保育士が代わりに埋めることもあります。
早朝保育や延長保育などは子どもが少なく1クラスにまとめて保育することもあるので、早番、遅番に入る短時間勤務のパート保育士はそこを任されることもあります。
正規職員の担任に代わって、朝保護者からの伝達を受け、担任に伝えたり、延長保育では、担任の代わりに伝達を保護者に伝えていくことも必要になってきます。
パート保育士の時給・社会的保障
パート保育士の時給

パート保育士の時給は一般的に900~1200円くらいが多くなります。勤務する時間帯によっては1300円や1400円のところも出てきているようです。
早朝保育と延長保育の時間帯は保育士不足になってくるので、時給が高くなる傾向があります。
パート保育士の社会的保障
パート保育士の社会的保障はあるのでしょうか?詳しく説明していきます。
・半年間働くと有給休暇が付与されます。
働き方改革法案の成立により、年10日以上の有給休暇を取得する権利がある労働者には、雇用者の方から日程を指定し、最低5日以上の取得を義務づけることとなりました。
この法案は、2020年4月から施行されました。条件を満たすパート保育士は、対象となります。
週所定 労働日数 |
1年間の所定 労働日数 |
雇入れ日から起算した継続勤務期間(単位:年) | ||||||
0.5 | 1.5 | 2.5 | 3.5 | 4.5 | 5.5 | 6.5以上 | ||
4日 | 169日~216日 | 7 | 8 | 9 | 10 | 12 | 13 | 15 |
3日 | 121日~168日 | 5 | 6 | 6 | 8 | 9 | 10 | 11 |
2日 | 73日~120日 | 3 | 4 | 4 | 5 | 6 | 6 | 7 |
1日 | 48日~72日 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 |
引用:厚生労働省労働基準情報
・社会保険・厚生年金
パート保育士で社会保険・厚生年金に加入するには週20時間以上の所定労働時間であることと以下のすべてが当てはまる必要があります。
- 月額8.8万円以上であること
- 1年以上の継続雇用見込みがあつおと
- 従業員数501人以上の会社で働くこと
- 500人以下の会社では、社会保険に関する労使間の合意がなされること
・雇用保険
- 1週間の所定労働時間が20時間以上であること
- 1年以上雇用される見込みがあること

パート保育士でも社会保障はあるのですね。
ぜひ、知っておきたい情報ですね。
パート保育士の働く時間帯

パート保育士って働く時間帯はどのようなものがあるのでしょうか?
パート保育士は大体4時間から6時間勤務のところが多いようです。
4時間から6時間勤務は、比較的子どもが多い午前中の保育から給食まで、おやつまでといった保育士がたくさん必要になってくる時間に補助として勤務するパターンが一般的です。
早朝保育、延長保育担当など、時間の短い2時間だけの勤務で働いている保育士もいます。
園によって、働きたい時間帯や不足している時間帯はさまざまなので、自分の働きたい時間帯と合うところを探したり、交渉していくのも方法の一つですよ。
ワークライフバランス
・パート保育士の一番の利点はワークライフバランスが取れることです。
時間帯も自分で選べたり、小さい子どもがいるから少しの時間だけ働きたいとか、週3,4くらいがいいかななど、自分で働き方を選べるメリットがあります。
・急に子どもが体調不良になった時など、比較的休みやすいです。
基本的に園で勤務している時だけの仕事が多いので、持ち帰り仕事などはなく、家に帰ると家庭と十分に向き合うことができます。
保育補助

パート保育士には保育補助という働き方があるのを知っていますか?
求人に出ている保育補助とは保育士の資格がなくても保育園で働けます。
基本的に、仕事内容はパート保育士と同じですが、時給は資格がない分、少し少ないのが一般的です。
保育士の資格がなくても保育園で働いてみたい!保育士の資格がとりたい!という方はぜひオススメの働き方です!
パート保育士の仕事の探し方
1・転職エージェントに登録する。
今は無料で転職エージェントに登録できます。
転職エージェントに登録するとハローワークに出ていない求人もありますし、働き方で悩んだら、優しくアドバイスをしてくれたり、あなたにぴったりの園を見つけてくれること間違いなしですよ。
転職や保育士の求人を探している方はこちらの記事もお読みください。

2・ハローワークで探す
職探しといえばハローワークですが、今は転職エージェントやネットにたくさん求人があるので、そちらのほうが自分に合った働き方の園が見つかるかもしれないですね。
パート保育士のメリットデメリット

これを読んだらパート保育士についてすぐ分かる!!
- ワークライフバランスがとりやすい
- 担任をもたなくていいので、負担が少ない!
- 持ち帰り仕事がないので、子持ちの主婦におすすめ
- 働き方が選べる、交渉できる!
- 短時間勤務のため子どもとの信頼関係は築きにくい
- 保育観が違っていても、担任の保育に合わせる必要がある
- 園によっては雑用や掃除が多い
- 正規職員ではなくても同じ保育士。子どもを守る責任は同じ
パート保育士の働き方まとめ
- パート保育士ならワークライフバランスがとりやすい
- 保育士としての負担は少ない
- 子持ち保育士ならパート保育士がおすすめ
保育士にもいろいろな働き方があります。
子持ち主婦にはおすすめのパート保育士。
小さい子がいるから資格は持っているけど保育士は無理かも。
保育園で働いてみたいけど資格がないからな、という方にはぜひオススメの働き方です。
一歩踏み出してみませんか?
皆さんに少しでもお役に立てると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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