
保育士にとって保護者対応は避けては通れない道です。
保護者とどうやって接したら、良い関係がつくれるのだろうと悩みますよね。
- 保護者と良好な関係がつくりたい
- 苦手な保護者への対応はどうすればいいの?
- いろいろな保護者がいるから対応にもう疲れた
こんな悩みはありませんか?
このブログは保育士歴15年のベテラン保育士が保護者対応の酸いも甘いも経験してきた筆者が書いた記事です。
この記事を読むと保護者対応に疲れず、良好な関係をつくれるポイントが分かります!
ぜひ最後までお読みください。
この記事で解決する悩み
- 保護者対応で疲れる悩みが知りたい
- 保護者対応で多いトラブルとは?
- ベテラン保育士の保護者対応の経験談が知りたい
- クレームの対処法が知りたい
- 保護者対応で気をつけるポイントが知りたい
以上の悩みを解決する記事を用意しました。
保護者対応で気をつけるポイント
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保護者対応で疲れてしまう悩みとは


保護者対応って疲れるんだよね。

保護者はいろいろな人がいるので、自分に合う人も合わない人もいますよね。保護者対応で疲れてしまう人の悩みを紹介します。
保護者それぞれに合わせた対応が必要
保護者にはいろいろな人がいますよね。
人当たりの良い人もいればそうでない人もいます。言葉一つで何も思わない人もいれば、傷ついてしまう人もいます。
保護者との信頼関係を築いていくためには、保護者の個性を理解、把握してそれぞれに合わせる必要があります。
気を遣い適切な配慮をすることが大変なので、疲れる原因の一つです。
クレーマーな保護者がいる
保護者対応で一番大変なのは、クレーマーの保護者への対応です。
子どものことでも、園のことでも何かにつけてクレームを言ってくる保護者がいます。
真摯に向き合っていても一定数、クレーマーな保護者がいることは事実です。
頑張っていても報われないのは、辛いし疲れてしまう原因ですよね。
苦手な保護者でもかかわる必要がある。
私生活で苦手な人がいたら、一定な距離を保つことができるかもしれませんが、保護者となるとそうはいきません。
自分と合わない、この保護者は苦手と思っても最低1年は付き合っていく必要があります。
合わない人と付き合っていくのは疲れますよね。
どんな保護者でも関係を築いていかなければならない大変さが、疲れる原因となります。
保護者対応に多いトラブルとは


保護者対応でのトラブルってどんな原因が多いの?

トラブルはいろいろありますが、厳選した3つを紹介します。
子ども同士のけんかのトラブルの対応
保育園の生活の中で、子どものけんかやトラブルは多いです。
その中で相手の子どもにケガをさせてしまった時など、被害者はもちろん、加害者の保護者にも話をする必要があります。
自分の子どもが加害者として悪いように言われて、申し訳なく思ってくれる保護者だけではありません。
保育士の対応に反して怒ってくる保護者もいます。
子ども同士のトラブルですが、それを見守っているのは保育士なので園側に対してクレームがある場合もあります。
保育園のルールを守らない保護者
保育園には保護者に守ってもらう必要のある園のルールがあります。
- 欠席連絡をしない
- お迎え時間に遅刻する
- 提出物の期限を守らない
こんなルーズな保護者もいます。
園は19時までなのに保護者の迎えが遅れたら、保育士は退勤できないですよね。
ルーズな保護者は園にとって、とても困ります。
保育士の対応に問題がある
保護者側だけではなく、保育士に問題がある場合もあります。
保育士の対応が悪くて、保護者に不信感を抱かせてしまったり、相性が合わないことも。
保護者は前担任と比べてしまう傾向があるので、特に新人保育士は苦労します。

前担任の保育士さんは毎日しっかりと様子を教えてくれたのに、今の担任の保育士さんは何にも教えてくれない。

うちの子は、前の先生が大好きなんですよー
とわざわざ言ってくる保護者もいます。
保護者と信頼関係を築いていくこと、コミュニケーションを取ることは必須ですが、保護者目線によってはこちらが原因になるトラブルもあります。
どうしても合わない保護者がいる場合、転職を考えることも方法の一つです。
園をかわれば合わない保護者とかかわることもなくなりますよね。
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保護者対応に苦労した私の経験談(新卒からベテランまで)

私自身、新人の頃は保護者対応にすごく苦労しました。
なにも知らない、子育てもしたことがない、保護者よりもだいぶん若い保育士。
保護者が不安になるのも当然です。
特に初めての子を保育園に通わせている保護者は、一段と不安も大きかったように思います。
最初のころ特に苦労したことは、
- まず、話すことに慣れていない
- 子育て経験がないので、保護者の気持ちに共感が難しい
- 園での子どもの様子をどこまで伝えたらいいのか分からない
- 毎日話すことがない
- グレーゾーンである保護者へ、子どもの様子を伝えるのが困難
新人保育士は、保護者と信頼関係を築いていくのが特に大変です。
温かい保護者もたくさんいる中、不安で頼りない保育士に預けるのが心配だった保護者もいて、私自身失敗もたくさんありました。
しかし何年も経験する中で、保護者対応の大切さに気づくことができました。
保護者対応は経験です。
いろいろな保護者と接する中で、距離感の取り方が分かるようになってきます。
自身が母親になって感じたことは、保護者は共感してくれる保育士に安心感を持つということ。
自身の経験を話したり、保護者の悩みに対して、

園の同じクラスにもそういうお子さんたくさんいるから大丈夫ですよ
と言葉かけをするだけで、安心します。
自分の悩みに共感してくれた!と安心感を持ってもらえることで、信頼関係が築いていけるのです。
自分だけではどうにもならない難しい保護者は、上司に相談し頼ることが一番のポイントです。
保護者対応に疲れている保育士さんはたくさんいるでしょうが、ポイントを押さえることで、今よりもっと良い関係が築いていけると思います。
保護者対応で気をつけるポイント5選


保護者対応で気をつけたら上手くいくポイントあるの?

保育士経験15年の私が、実践しているポイントを紹介します。
保護者とのコミュニケーションを大事にする
保護者対応で上手くいくポイントはコミュニケーションをとること!
これが何よりも一番大事です。
普段からコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていることで多少のトラブルがあっても、和解できる可能性があがります。
例えば、保育士が何かを保護者に伝え忘れていたとします。
信頼関係がある場合

昨日お伝えするのを忘れていました。すみません!

全然大丈夫です!(いつも丁寧に伝えてくれているからたまに忘れることもあるよね)
信頼関係がない場合

昨日、お伝えするのを忘れていました。すみません!

あ、はい。(いつも忘れて何も伝えてくれないなあ、この先生。不信感だなあ)
保護者との信頼関係があるかないかで、対応がすごく変わります。
特に信頼関係がまだできていない4、5月は気をつけて対応することが大事です。
言葉遣いや態度にも気をつけ、他の子どもと比べないこともポイントです。
少しずつコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていきましょう。
子どもの姿を伝えていく
保護者は子どもの園の様子を教えてもらうことで、保育士に対して安心感を持ってくれます。
日常の細やかな様子を伝えることで、

この先生よくみてくれているなあ
と安心して子どもを預けられると感じてもらえるのです。
ちょっとしたかわいいエピソードをどんどん伝えていくようにしましょう。
なかなか会えない保護者には、連絡帳に書くことがおすすめです。
保護者の特徴を把握して対応する
保護者にもいろいろな人がいますよね。
人見知りの人もいたり、おしゃべり好きな保護者もいます。
大事なのは、「個性を理解」すること。
空気の読めない保育士は特定の保護者としか信頼関係が築けません。
保護者の特性を理解して、子どもの様子をたくさん話すと喜んでくれるな、悩みを聞いてほしいのかななどその人に合った対応をすることがポイントです。
新人の頃は難しいかもしれませんが、素直に誠実に向き合っていれば、相手は必ず読み取ってくれるものです。
難しい保護者には気配りを
保護者の中には気難しい人も一定数います。
コミュニケーションを取る中で少しでも違和感を感じたり、嫌味を言われることがあれば特に気をつけるようにしましょう。
難しい保護者には子どもの良いことだけを伝え、少しずつ距離を縮めていくことをおすすめします。
もし子ども同士のトラブルなどで問題なことを伝える必要がある時は、慎重に話すようにしましょう。
いざという時は、主任や園長から話してもらう必要もあるでしょう。
トラブルやクレームのあとは細やかに対処する
保護者対応で一番大変なことは、トラブルやクレームの対処です。
トラブルがあったときは速やかに園長、主任に相談し適切に対処しましょう。
対処が遅れると保護者は不信感が募ります。
難しい保護者には普段から、+aの気遣いをしておくことが大事です。
トラブルやクレームの対処方法


トラブルやクレームの対処方法が知りたい!

保護者対応をする上で絶対に知っておく必要があるポイントです。
トラブル、クレームの対処法
- 保護者の言い分をじっくりと聞く(途中で話をさえぎらないようにする)
- 保護者の心情に共感する
- 反論せずに低姿勢で心から謝罪する
- 問題の改善策を考え、日々実行する
保護者の言い分をじっくりと聞く(途中で話をさえぎらないようにする)
クレーム対応で大事なことは、まず相手の言い分を受け止めることです。
怒りがある方の話を途中でさえぎったり、言い訳をしたりすると相手方の怒りはヒートアップします。
また適当に話を聞いていると、相手はそれを感じ取ってしまいます。
こちらの言い分があっても一通り話を聞くことがトラブル、クレーム対応の一番のポイントです!
保護者の心情に共感する
怒りがある方は不快に対して敏感になっています。
保護者の気持ちに共感し、相槌をうっていくことで、自然と怒りもおさまってくるでしょう。

「そうですね」「それは辛かったですね」
など相手の気持ちに寄り添いながら、声に出して伝えていきましょう。
反論せずに低姿勢で心から謝罪する
保護者の気持ちを受け止めたうえで、反論したら元も子もありません。
こちらの言い分があったとしても、低姿勢でまずは謝罪することが大切です。
謝罪したうえで、しっかりと納得できるような説明をしていきましょう。
気持ちを受け止めて怒りが静まってから少しずつ歩み寄り、話していくことがポイントです。
問題の改善策を考え、日々実行する
保護者の気持ちを共感して謝罪し、状況説明をしたなら、今後の改善策が必要になってきます。
同じようなことが起こらないように、園や保育士が工夫していくことが大切です。
職員間で連携したり、会議をするなどして問題の改善策を考えていきましょう。
日々実行していくことで、保護者にも環境の改善を示していきます。
すぐに関係性がよくなるのは難しいですが、今後の姿勢で信頼を積み上げていきましょう。

対処法を意識するだけで、後々の関係が改善しやすくなります。
ぜひ取り入れてみてください。
もう疲れた。保育士が保護者対応で気をつけるポイント5選を解説のまとめ
保護者対応で気をつけるポイント
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保護者対応は保育士として疲れることもあります。
しかし保護者と信頼関係を築いていくことは園の子どもにとってもメリットになります。
家庭と園が連携して子どもの成長を促すことほど良いことはありません。
いろいろな保護者がいますが、あなたができることは実践して明日からの保育につなげてください。
合わない保護者がいて、園を辞めたいくらい辛い人は転職を考えるのも方法の一つです。
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