
ベテラン保育士との付き合い方に悩んでいませんか?
女性が多い職場、ただでさえ人間関係の悩みが絶えないのに、ベテラン保育士との関係性の作り方、とても難しいですよね。
ベテラン保育士も人それぞれ。
若い保育士とすごく仲良くできる保育士もいれば、付き合いにくい保育士もいますよね。
付き合いにくいベテラン保育士だって、新人の頃があったはず!
みなさんの気持ちが分からないはずがない!!
このブログは保育士歴15年、新人からベテラン保育士になり、いろいろな保育士と働いてきた経験がある筆者が書いた記事です。
ぜひ、最後までお読みください。
この記事で解決する悩み
- ベテラン保育士の特徴・考え方
- ベテラン保育士の経験談が知りたい
- ベテラン保育士と付き合う5つのポイント
- ベテラン保育士と一緒に働くメリット、デメリット
以上の悩みを解決する記事を用意しました。
- ベテラン保育士でも人それぞれ。付き合いやすい保育士もいる
- ベテラン保育士も新人の頃があるので気もちが分かるはず!
- ベテラン保育士とうまく付き合えるのはあなた次第のこともある
- ベテラン保育士と働くメリットもある!
- 職場の人間関係で悩んだら転職も視野にいれよう
ベテラン保育士の特徴・考え方

ベテラン保育士ってどんなイメージですか?
あなたにとって素敵な先輩やなかなか気難しい人など、それぞれですよね。
ベテラン保育士の特徴や、後輩、一緒に働く仲間のためにベテラン保育士の考え方について話していきます。
ベテラン保育士とは、保育士歴何年くらいの方のことを指すのでしょうか?
1年~3年 新人保育士
4年~8年 中堅保育士
と言われているので、実際保育士歴10年以上になってくると、ベテラン保育士の仲間入りですね。
- 保育士歴が長い
- 保育の引き出しがたくさんある
- 子どもに厳しい保育士もいる
- 保育観が自分の中にしっかりとある
- 長年の保育士歴のなかでこだわりが強い人もいる
人によってそれぞれですが、ベテラン保育士の考えを知りたくありませんか?
今、現在ベテラン保育士との関係に悩んでいる方は、気持ちが分かると少しでもベテラン保育士に寄り添えるかもしれませんね。
ベテラン保育士はクラスリーダーになることが多いです。
リーダーとしてクラス全体の事を把握しておきたいことはもちろん、クラスの保育士と連携を取りながら働きたい気持ちは誰にでもあるはずです。
ベテラン保育士の中には、後輩の事を考えられる保育士もいれば、自分の事でいっぱいになってしまう不器用な保育士もいます。
保育士によってそれぞれで考え方も違いますが、あなた次第で関係をよりよくできる可能性も0ではないです。
新人からベテラン保育士になった私の経験談

当たり前のことですが、ベテラン保育士も新人の頃があることは事実です。
私も、新人の頃は苦労した思い出が山ほどあります。
新人の時に勤めていたころは、人間関係もよく、ベテラン保育士の先生も優しい先生が多く、困ったときには必ず、寄り添ってくれる感じでした。
ただ、言えることは、ベテラン保育士はこだわりが強く、保育観がしっかりと形成されている印象がすごくありました。
ベテラン保育士の保育観に合わせることは新人なら必要なことになります。
ただ、数年保育士として働いていて、同じ正規職員の立場なら、保育観の合わない保育士と働くのは非常にしんどいです。
今現在ベテランの仲間入りをしている私が、新人保育士や経験年数の浅い保育士と一緒に複数担任でクラスを受け持つ際には気をつけていることがあります。
- 自分の保育方針や考えを相手に伝え、相手の意見も聞くようにする
- アドバイスをする際は相手の気持ちに寄り添いながらする
- 自分の考えを押し付けない
- 信頼関係を築いていくことを一番に考える
- 日頃から保育の話や子どものかわいいエピソードで共感する
- 保育以外のプライベートの話や雑談をして距離を縮める
- 新人保育士と組んだ際には定期的に仕事に対しての気持ちや体調面などを気遣うようにする
- クラスの担任同士の連携を十分に取れるように配慮する
- 自分自身ですべて決めるのではなく、意見を聞いたり、仕事を任せて自信を持たせる
- 良いところ、良かったところはどんどんほめる
これだけ気をつけていますが、まだまだだな、と考えることもありますし、他のベテラン保育士のクラス運営を見ていてもっとこうしたらいいのになと思うこともあります。
同じ保育士歴だとしても、人それぞれタイプが違うし、その人の長所短所は全然違いますよね。
実際、自分の新人時代と比べて、もっと動いてほしいなと考えてしまうこともありますが、その子に合った指導を心がけるようにしています。
新人保育士でも人それぞれ。何も言わなくても自分で考え、自分から動ける子。
言わないと動けない子、いろいろです。
もし、ベテラン保育士となかなか打ち解けられない方は、自分からの接し方を少しでも変えることで、関係がよくなるかもしれません。
ベテラン保育士との関係を上手く保つためには、ベテラン保育士の良いところをたくさん見つけて、自分のかかわり方も変えていくことで、働きやすくなる可能性もありますよ。
ベテラン保育士と上手く付き合う5つのポイント!


では、実際ベテラン保育士と上手く関係を作っていくためには、どうやってかかわったらいいの?
積極的な姿勢
自分で学んで、自分で考えて行動できる積極的な姿勢を見せることで、
「この子頑張っているな」
と 好印象になることは間違いないです。
「何をしたらいいですか?」と聞くことも大事ですが、他の保育士の行動をみて動いたりしながら、積極的に仕事に取組みましょう。
報告、連絡、相談
「ほうれんそう」
大事ですね。保育士だけではないです。
社会人として絶対必要なことですね。
特にベテラン保育士、リーダーはクラスの責任を自分が負っているので、クラスの中のどんな小さなことも把握する必要があります。
子どもの変わった様子、保護者からの伝達、他の保育士からの話など、小さいことでもベテラン保育士に伝えるようにしましょう。
なんでも伝えることで話す機会も増えるので、信頼関係が築きやすくなりますよ。
自然体で接する
話しかけづらかったり、距離の取り方が苦手なベテラン保育士もいます。
大事なのは、変に身構えないこと!!
自分を偽る必要はありませんよ。
自然体で接して、自分の良いところをたくさん見つけてもらいましょう。
時には、雑談や子どもの接し方の相談など、簡単なことでもいいのでたくさんコミュニケーションをとっていきましょう。
ベテラン保育士の良いところを見つけよう

苦手だなあ、距離の取り方が難しいベテラン保育士でも良いところ、強みはたくさんあるはず!!
コミュニケーションが苦手でも、製作が上手だったり、書類の書く文章が素敵だったり、良いところを見つけて
「先生~すごいですね!!教えてください」
と声をかけてみましょう。
ほめられて嫌な保育士、人間はいませんよね。
自分よりも経験のある保育士。自分よりたくさんの経験があるのだから、吸収できるところはたくさんありますよ。
ベテラン保育士の良いところを真似して、自分の中にどんどん取り込んでいきましょう。
そうすることで、ベテラン保育士との距離も近くなっていきますよ。
一歩引いてその人の人柄を理解しよう
ベテラン保育士に厳しく指導されたり、嫌なことがあるとついつい感情的になってしまいますよね。
ベテラン保育士にもいろいろな方がいます。
経験があるだけで、人間関係の作り方が苦手な人もいるし、コミュニケーションがうまく取れない保育士もいます。
ベテラン保育士も一人の人間ですもんね。
同じクラスの担任になると1年間は大変ですが、時にはイエスマンになる必要もあります。
感情的にならず、この人はこういう人だから一歩引いてかかわろうと自分の気持ちを落ち着けるだけで、上手くいくこともありますよ。
気持ちのコントロールができる大人になりたいですね。
こびと園長先生の参考になるこちらの記事もお読みください。
ベテラン保育士と一緒に働くメリットデメリット


では、ベテラン保育士と働くメリットデメリットで何があるの?
- 保育の引き出しをたくさん持っているので勉強になる
- 保育のテクニックがある
- 経験があるので、対応が早い
- 保護者との関係づくりを学べる
- 園長、主任との橋渡しをしてくれる
- ベテランなのに仕事ができない人がいる
- 人間として付き合いにくい人がいる
- 時間にルーズな人がいる
- 後輩の事を全く考えず、自分本位
- そもそも人に指導することが苦手
デメリットは実際に私が出会ってきたベテラン保育士の中にいた人です。
自分がどんなに努力したとしても、上手く関係が築けない人もいます。
仕事に行くのが辛い、ベテラン保育士とかかわるだけで体調不良になるくらいなら、一度、園長、主任に相談して、上から指導してもらいましょう。
そういうベテラン保育士はまわりの評価も低いはずです。
大切な職員を守るために園長は動くべきですよね。
園長、主任も動いてくれない、どうしても今の職場が辛いなら、転職も視野にいれましょう。
転職に関する記事はこちらも一緒にお読みください。

ベテラン保育士との付き合い方まとめ
- ベテラン保育士でも人それぞれ。付き合いやすい保育士もいる
- ベテラン保育士も新人の頃があるので気もちが分かるはず!
- ベテラン保育士とうまく付き合えるのはあなた次第のこともある
- ベテラン保育士と働くメリットもある!
- 職場の人間関係で悩んだら転職も視野にいれよう
ベテラン保育士といっても人それぞれです。
経験してきたことや価値観はその人によって違いますよね。
しかし、一つ言えるのは、自分も新人の時代があったということ。
新人の時に理不尽なことを言われて嫌な思いをしたことがあるはず。
それを思い出せば世の中のベテラン保育士はみんなが後輩に寄り添える保育士になりますよね。
ベテラン保育士の皆さんにも少し立ち止まって考えてみてほしいものですね。
ベテラン保育士の方とコミュニケーションを取り、働きやすい環境になることを願っています。
少しでも参考になると嬉しいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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