
涼しくなってきた秋の季節。
運動会シーズンがやってきましたね。
幼児は友達とのつながりもできて、ルールもわかってくるお年頃。
いろいろな競技が楽しめる年齢ですよね。
運動会のねらいや指導ポイント!おススメの演技や競技を順番にご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
運動会のねらい

- 身体を思いきり動かせること
- 友達との絆を深めること
- 親子の触れ合い、スキンシップをとれること
- みんなで喜びを分かち合うこと
- 特別感のある演技や競技でワクワク、ドキドキする気持ちをもつこと
- 達成感を感じ自信がつくこと
運動会は日ごろの保育の積み重ね

運動会は“日ごろの保育の積み重ね”といわれます。日ごろの保育では個々の子どもの思いや願いを大切にしていても、運動会の練習になると、全体を叱咤激励しながら一斉に演技練習をしたり、競技をしたりすることがあります。
日ごろの保育は、子ども同士の関係性、保育者とこどもの関係性を豊かにすることなので、「練習」の中でもそのことを強く意識する必要があります。
「競技内容」も「練習方法」も子ども主体にしてこそ保育です。
しっかり相違を発揮し、工夫しなければ、日ごろの保育とは異質なものになってしまいます。子どもの思いを汲み取りながら計画を立てていきましょう。
運動会成功のヒケツ


運動会が成功するとはどういう事でしょうか?
大きなケガやトラブルもなく、子どもたちや保護者が楽しめる運動会になれば大成功だと思いますが、よりスムーズに進行し、運動会を成功させるために押さえておくべき4つの秘訣です!!
音響や楽曲には十分な配慮を
音響設備は“子どもたちのがんばり”をサポートするための重要なツールです。
音響のよしあしが運動会の印象に大きく影響しますので誰もが知っている馴染みのある曲にする事がおすすめです。
一つのプログラムの時間に配慮を
プログラム構成を考え、同じ事の繰り返しの競技など、長くなるとだらけた雰囲気になるので、目安をつくる事が大切です。
また、練習で何分かかるか計り、本番はどれくらい短縮できるか、全体でどのくらいの時間になるかなど考えておく必要があります。
演技と演技の間の時間を短くする配慮を
ひとつの競技が終わったら、退場とともにすばやく“かたづけ&次の準備”を行なって、準備が整ったらすぐに次の競技を開始します。
間を極力短くすることで、盛り上がりを維持することが可能になります。
ルール説明は明確に
本番になると、さまざまなトラブルやアクシデントに見舞われるものです。ルール説明には、モデルを使って見本を複数回見せたり、道具は予備を用意したりするなど、トラブルを防ぐための準備をすることが大切になってきます。
子どもが運動会までの気持ちを高めながら練習をしていくポイント☆

- 運動会本番の日にちから逆算して仕上げるポイントを計画しておく。
- 子どもが興味を持てるような内容を考え、保育の中に取り入れているものを活用するなどしてプログラムを考えていく。
- 始めは運動会の練習!という感じで取り入れていくのではなく、遊びの一環としてはじめていくのもポイントの一つ。
- 運動会の予行の日を意識し、少しずつ練習を詰めていけるようにしていく。
- こどもの気持ちが高まるように出来たときは十分認め、」次につなげる言葉かけを意識していく。
- 練習を飽きさせないように、演技の練習の間に楽しい競技やリレーの練習を挟むなど、子どもたちの様子をみながら適宜考えて行っていく。
- 子どもも保護者も見てもらえるのは嬉しいことなので、「もうすぐお母さん、お父さんにみてもらえるよ」など期待を膨らませていけるように心がける。
幼児オススメ演技

3歳児
- ダンス
- サーキット
- 玉入れダンス
4歳児
- パラバルーン
- ダンス
- フラフープ
5歳児
- 竹馬
- ダンス(よさこいやエイサーもオススメ)
- 組体操
- 跳び箱(体操発表など)
オススメ競技

- かけっこ
- リレー
- 玉入れ
- 綱引き
オススメ親子競技
デカパン競争
親子で大きなパンツに入ってチームで早さを競う競技です。
風船割り競争
イスの上に風船を置いて、親子で座り、風船を割る競技です。風船が割れたら走って次の人にバトンタッチ!!
借り物競走
観覧席の皆さんにも協力してもらい、借り物対決です。定番の「めがね」「帽子」も含めながら、「イケメン」「赤ちゃん」などクスッと笑えるものを含めると盛り上がりますよ。
抱っこ、おんぶ、ペンギン歩きサイコロ
サイコロに「さる」、「コアラ」、「ペンギン」の絵を貼っておき、
「さる」がでたら”おんぶ“、「コアラ」がでたら”だっこ“、「ペンギン」が出たら”保護者の足の上に子どもを乗せてペンギン歩き、でチームに分かれての競争です。
子どもたちもとても喜んで、親子の触れ合いもたっぷりでオススメですよ。
大玉ころがし
普通に大玉を転がすだけでも楽しいですが、
まず、親子で転がしていき、待機の親子の後ろまで持って行き、待機の親で頭の上を通したり、常に全員が参加出来るような競技も楽しいですね。
抱っこで送り競争
保護者が一定間隔で並び順番に抱っこで親から親へ送っていく競技です。チームに分かれて全員の子どもを送れたほうのチームが勝ち!!
いろいろな保護者との触れ合いがもてる競技です。
まとめ

運動会、毎年どんな演技、競技にしようか迷いますよね。
いつも子ども達のためにいろいろな工夫を凝らして考えている保育士さん。
みんなが喜ぶ素敵な一日になりますように☆
少しでも参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました♥
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